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3月21日慈母会館の講座のお知らせ

2015/03/18
第一・第三土曜に慈母会館(公共財団法人全日本仏教尼僧法団)でおこなっている仏教講座ですが、3月21日(土)は祭日ですが、希望者が多かったので、平常通りおこないます。

日時:3月21日(土) 14時〜17時

第一部「やさしい心を育てる」14時〜
第二部「伝統仏教を学ぶ」15時頃〜
場所:慈母会館(新宿区大京町31)
(JR千駄ヶ谷または信濃町下車。近いのは千駄ヶ谷駅ですが、はじめての方は信濃町駅からの方がわかりやすいと思います。信濃町駅の改札を出て、線路と慶応大学病院の間の道を千駄ヶ谷方面に直進し、道が曲がるところにあります。小学校の向かいです)
参加費:1000円(第一部のみであれば無料。その場合は資料代をお願いいたします)
予約不要(はじめて参加される場合は、あらかじめご連絡いただければ、内容的な配慮などがある程度できます)

内容:
第一部:

インドからチベットに伝わった心の訓練法(ロジョン)をベースにした、非仏教徒でも実践できる簡単な瞑想と、仏教の基本的なお話。

第二部:
テーマ:ナーガールジュナの実践論

今度、4月にダライ・ラマ法王が来日されて、ナーガールジュナ『菩提心の解説(チャンチュプ・セムデル)』を解説される予定ですが(このテキストについては、4月以降の講座で解説しようと考えています)、
ナーガールジュナが南インドの王様に説いたとされる『勧誡王頌(友への手紙)』『宝行王正論』には、修行や政治など、実践的な教えが説かれています。(チベットの伝統においてもっとも重視されるチャンドラキールティの『中論』註は、そのような実践階梯の全体像のなかに『中論』の内容を位置づける形で読解を試みています)
ナーガールジュナの実践的な教えは、弘法大師空海の『十住心論』や源信『往生要集』、親鸞『教行信証』など、日本の各宗派の教えの基礎にもなっています。

現代社会における仏教の意義や、実際の自分の修行を考えるうえでも、ナーガールジュナの実践的な教えは参考になると思います。
参考文献:梶山雄一・瓜生津隆真『龍樹論集』中公文庫。北畠利親『竜樹の書簡』永田文昌堂。

なお、四月以降は、現在の二部制を改め、15時~17時の開催(終了後、有志による居残り勉強会をおこなう場合あり)になる予定です。
現時点では、上で触れたナーガールジュナ『菩提心の解説』を中心に、弘法大師の十住心論や、大隅和雄先生が注目された無住(『沙石集』『聖財集』などの著者)の仏教理解(参考・『日本の中世2 信心の世界、遁世者の心』中央公論社、新編日本古典文学全集『沙石集』小学館)など、いわゆる鎌倉新仏教のような専修ではない、さまざまな実践を総合的に捉える兼修的な仏教理解に光をあてていこうと考えています。
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19:16 講座・やさしい心を育てる | コメント(0) | トラックバック(0)
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