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『仏教の事典』朝倉書店

2014/04/23
 末木文美士・下田正弘・堀内伸二編集『仏教の事典』朝倉書店(定価8,800円+税)が刊行されました。

五十音順ではなく、「知る」(歴史)・「考える」(思想)・「行う」(実践)・「旅する」(地理)・「味わう」(文化)の五つの視点から仏教を捉えた読む事典で、それぞれの観点からインドや中国、日本、上座部、チベットなどの仏教が紹介されています。

 チベット関連の項目は「知る」の「チベットの教典」を小野田俊蔵、「チベット・モンゴルにおける展開」を石濱裕美子、「考える」の「教えの展開」の「チベット仏教」の項を福田洋一、「旅する」の「仏教聖地と巡礼」の「チベット・ネパール」の項を西岡祖秀の各先生が執筆されています(吉村も「行う」の「チベット・ネパール仏教の実践」を書いていますが、良くも悪くも、チベットの先生方に習ったことをそのまま書いているだけで、オリジナリティはありません。ただ、チベットの教えを耳にしたことのない人には新鮮かもしれません。)

 日本仏教との対応関係がわかる形で、これほど様々な面からチベットの仏教を紹介した本は、これまでなかったのではないでしょうか。高額のため、個人購入がむつかしい場合は、お近くの図書館などにリクエストを出していただけると、ありがたいです。


仏教の事典仏教の事典
(2014/04/18)
末木 文美士、 他

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