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【受法者限定】『ラマ・チューパ』テキスト(訓みと和訳)

2013/10/23
『ラマ・チューパ』は、チベットの伝統で、もっとも効果的に仏陀の境地に至る資糧を積むことができるもの、として知られている行法です。
古代インドのナーガールジュナ(龍樹)は、仏陀の境地に至るために必要な実践は、智慧を積むこと(一切皆空を理解)と福徳を積むこと(一切衆生への利他)であると、明らかにしました。
『ラマ・チューパ』は、ラマ(上師)を本尊とする密教の行法で、(顕教では別々に積む必要がある)智慧と福徳を一度に同時に積むことができるうえ、きわめて加持の力が強いといわれています。
ラマを本尊とする行法が、もっとも加持の力が強いとされるのは、以下の理由によります。釈迦牟尼仏や阿弥陀仏、薬師仏に加持の力が足りないわけではありません。しかし、すべては縁起によってなりたっています。仏陀といえども例外ではありません。仏陀は一切衆生に分け隔てなく慈悲の心を注いでいますが、縁とは無関係に苦しむ者を助けることはできないのです。私たちは、仏教徒ではありますが、釈迦牟尼仏や他の仏陀に直接出会って教えを受けたことはありません。それに対して、自分のラマ(上師)には巡りあい、直接教えや指導を受けるご縁に恵まれています。私たちが強いご縁をいただいているのは、ラマの方なのです。
また、ラマは自分勝手に教えを説いているわけではなく、その教えは師から学んだもので、さらにその師も…、と遡ると、その教えは仏陀に遡ります。私たちは仏陀の教えをラマを通じて学んでいるのであり。仏陀の加持の力もラマを通じて働きます。
それがチベットで、『ラマ・チューパ』こそが、もっとも効果的に仏陀の境地を積むことができるもの、とされているゆえんです。
この『ラマ・チューパ』のテキストは、自身のラマとディクン・カギュー派の開祖ジクテン・スムグン(ナーガールジュナの化身)を一体のものとして観想するものです。

密教の行法であるため、テキストの閲覧・ダウンロードは、実際にこの教えの伝授を受けるか実修したことのある方限定とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

→テキストのダウンロード
21:34 経蔵 | コメント(2) | トラックバック(0)

『週刊仏教タイムス』2013年10月3日号で紹介していただきました

2013/10/10
千駄ヶ谷の慈母会館((公財)全日本仏教尼僧法団)でおこなっている講座「やさしい心を育てる」について、『週刊仏教タイムス』2013年10月3日号で紹介していただきました。

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取材の際にもお話ししたように、こういう講座をやりたいと思ったのは、以前、看護学校で「看護と倫理」という授業を担当したとき、学生さんから「他の授業では、患者さんが死ぬということを聞いたことがなかった」という感想をもらって驚き、早期離職率の高さ、「燃え尽き」(バーンアウト)症候群と呼ばれる問題を知ったことがきっかけです。
他人のため、ということは貴いですが、それを義務として求められては、その人が疲弊し、立ち行かなくなる危険があります。
学校教師も、心を病んで教壇に立つことができなくなる方がいると聞きますし、子供への虐待にも同じ問題があると感じました。
仏教は他への慈悲を説きますが、それは義務ではなく、自然に慈悲の思いが溢れる心をつくることに力を注ぎます。
最初はまず、自分がこうやって人間として生まれ、生きていることの価値を見出し、自分を肯定してはじめて、他者の存在を受け入れる、やさしい心が生まれる、というのが伝統的な仏教の考えです。
西洋では、ヒンドゥー教の修行法であるヨーガが美容、健康法として受容されているのと同様、仏教の瞑想も、心のケアの方法として注目され、日常生活の中に取り入れられています。「仏教修行」と肩肘を張るのではなく、心のゆとりをつくり、それを広げていく技法として、誰でも実践可能な方法を紹介したいとずっと考えていて、今回、ご縁をいただいて講座をもつことになりました。
21:06 講座・やさしい心を育てる | コメント(0) | トラックバック(0)
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